2008年度 概要

大阪大学グローバルCOE「コンフリクトの人文学」参加型公開研究イベント
共有の空間をつくる実験
「ちっちゃい火」を囲む
http://chibihi.blogspot.com

わたしたちが暮らしている学校という場所は、ふだんはその活動が専門や所属、
身分などによって分かれています。
この公開研究イベントでは、「日常の垣根を越えた出会いから新たに社会を発見する」
というテーマで、美術家・小山田徹さんの作品『ちっちゃい火』を囲みながら、
おしゃべりや珈琲を楽しみたいと考えています。
キャンパス内の公園で、異なる立場のひとが居合わせ、火を囲んで同じ時間を共有する―
そのとき、新しく描き直された日常や社会が、あしもとにやってきているかもしれません。
そんなこころみの時間をご一緒しませんか?


2008.11.28[金]
大阪大学21世紀懐徳堂(イ号館)[13:30~15:30]
大阪大学浪高庭園<図書館正門前>[15:45~夜時刻未定]
事前申し込み不要/参加無料/学内学外問わず、みなさまご自由にご参加ください

ACCESS
大阪大学豊中キャンパス
阪急電車宝塚線・石橋駅(急行停車)下車東へ徒歩約15 分
大阪モノレール柴原駅下車徒歩約10 分


■■■■■■■■詳細プログラム■■■■■■■

■美術家・小山田徹さんに「共有空間」の活動を聞く 13:30 -15:30 
場所:大阪大学豊中キャンパス21 世紀懐徳堂多目的スタジオ〈イ号館2F〉

小山田徹 こやまだ・とおる
美術家 風景収集狂者
84 年、友人たちとパフォーマンスグループ「ダムタイプ」を結成。
ダムタイプの活動と平行して90 年から、さまざまな共有空間の開発を始め、
コミュニティセンター「アートスケープ」「ウィークエンドカフェ」などの
企画をおこなうほか、コミュニティカフェである「Bazaar Cafe」の立ち上げに参加。
現在はそれらの活動を通じて集まったさまざまな分野の友人たちと造作施工集団を作り、
共有空間の開発を行っている。


■ちっちゃい火を囲む:共有空間の実験 15:45 - 夜まで(時間未定)
場所:大阪大学豊中キャンパス浪高庭園〈図書館正門前〉
※大雨の場合中止、または会場変更の可能性があります。
※途中参加/出入り自由

キャンパス内の公園に、小山田徹さんの作品「ちっちゃい火」を参加者とともに設置。
焙煎家・大宅稔さんの屋台カフェも設営からたちあい、暖をとりながら珈琲を味わいつつ、
みなでゆっくりと過ごす時間をつくる-共有空間の実験

大宅稔 おおや・みのる
珈琲焙煎家
京都美山町にてオオヤコーヒー焙煎所を営む。生産、サービス、流通、食、人との
かかわり合いなど、喫茶全般から社会のあり方を考えている。自身で焙煎した豆の
直接配達や、移動式の屋台カフェなど様々な活動を行っている。


※共有空間実験の時間帯は大変寒いことが予想されますので、防寒対策をお願いします。
※設置や作業など、参加されたみなさんと一緒に共有空間の場をつくりたいと考えています。
※食べたいもの、ふるまいたいもの、etc..もしあればご自由に企ててご参加いただくのも
大歓迎です。
※いずれの時間帯も、学内外とわずどなたでもご自由にご参加ください。お待ちしています。


主 催:「ちっちゃい火」実行メンバー
     大阪大学グローバルCOE プログラム「横断するポピュラー・カルチャー」
     (コンフリクトの人文学国際研究教育拠点)
     http://www.let.osaka-u.ac.jp/crossing-popularculture/
共 催:大阪大学文学研究科メディアラボ
問合せ:久保田みお medialab(a)let.osaka-u.ac.jp